ごあいさつ
おじさんのメモ書き
AIと最適な問題2
AIにいろいろと文句をつけながら,利用して英・数の問題を作っています。何度も手直しを要求しても文句を言わずに付き合ってくれます。使う側としてはありがたいことです。塾用教材や市販のテキストと違って自分が納得いく問題を作れることはとてもありがたいことです。
英語は書かせる問題が多いので子ども達には大変な面があるかもしれませんが効果もあるように感じています。数学の計算問題などは私の考えている効果的なパターン別に設定できるのでとても助かっています。
何よりも子ども達の声を聴きながらリアルタイムで改良することが簡単にできる点はありがたいことです。
AIと最適な問題
AIが苦手な問題を見つけ類似の問題を出題してくれる。塾や教材の宣伝にあります。本当だろうか,ここにも量に対する信仰があると思えて仕方ありません。人が類似の問題を探すよりAIは効率よくたくさんの問題を提供できるというだけのことです。量をこなすには効率がいいけれど、効率よく理解させてくれるのではなさそうです。AIというと最新の機器なのですが,量をこなすという昔ながらの発想の延長線上にあります。
例えば、分数の仕組みがわからない子がいるとします。その子に大量の分数の計算問題を練習させれば分数の問題が解けるようになるのでしょうか。分数の計算ができるようになったから分数係数の方程式が解けるようになるでしょうか。AIは解法や解答を提示してくれますが基本的な考え方まで教えてくれるのでしょうか。近い将来そうなるかもしれませんが現在はどうなのかと思っています。量に対する信仰がある間は難しいのではと思います。
ばらしたり、くっつけたり(4)
ばらしたりくっつけたり。ばらすと言えば中3の国語の教科書にある{握手」のルロイ修道士の「困難は分割せよ」という言葉があります。この言葉は「数学の学び方・教え方」遠山啓著にもあったように記憶していますが、「数学入門」だったかもしれません。国語と数学、畑違いもいいところですが、「難しいことを一挙に解決しようなんてことは考えるなよ」と言っているのは同じなのだと思います。子ども達に丁寧に分けて考えるように言う私ですが、プリントの準備など一度にできないかと考えかえって時間がかかるなどといったことをよくやってしまいます。「言うは易く行うは難し」です。
何年も前の話になります。姪っ子と一緒に勉強しているときに「困難は分割せよ」と私が姪に言いました。そのあとなぜか話がかみ合わなくなりました。「困難」を大阪では普通に使うしじだいめいしとして「このような物」と解釈していたことがわかり大笑いになりました。「こんなん」が何を指しているかわからなかったよ言うことでした。漢字で書けばおこらない間違いでした。日本語は難しいものです。
ばらしたり、くっつけたり(3)
日常に使う日本語だと言葉をばらしたりくっつけたりといったことを考えることはないかと思います。しかし,国語の文法では「文節に分ける」とか「単語に分ける」といったことが出てきます。英語の意味順の「だれが・なにが」にあたるのが「主語」や「主部」でしょうか。科目は異なりますが同じようなことをしています。主部は単語がいくつかまとまったものですから、意味の一まとまりとなります。日常使っていてバラしたりくっつけたりなんて意識しません。生まれたときから使っているので自然にできてしまうのでしょう。
ばらしたり、くっつけたり(2)
英語で意味順ドリルというテキストを使っています。英語の語順は日本語と違っています。また,語順によって意味が決まっているという特徴があります。
英語の語順は基本的には「だれが・なにが」「する・です」「だれ・なに」「どこで」「いつ」のようになっています。詳しくは〈意味順〉英作文のすすめ(岩波ジュニア新書)田地野彰著を見てください。
「だれが」に入る最も簡単なものはI,you,he,she……のような代名詞です。しかし一つの語とは限りません。my motherののように二つ以上の語も入りますし分詞や関係代名詞がくっつくとずいぶんたくさんの語が入ることになります。複数の英単語を一まとめにしたものが「だれが」になります。一つの単語には必ずなにがしかの意味があります。ですから一つ一つの単語の意味を覚えることは必要なことだと思います。文をバラバラの単語にして一つ一つの単語の意味を考えることも必要だし,その単語をくっつけて一まとまりの「だれが」として認識しないといけません。
あまり意識しないでしていることだと思いますが,くっつけたり・ばらしたり,こうして考えると結構面倒なことです。毎日使う日本語だと何も考えずにできていることですが普段使うことのない英語だとこんなことも必要なようです。