ごあいさつ

信天翁通信

 信天翁通信No.438 2025年5月22日(木)

★今年度から中学の教科書が新しくなりました。国語の教科書など前に教科書と同じ文章が多くあって,指導要領が変わった前回の改定のような大きな変化はりません。大きな変化といえるのはおそらく英語のデジタル教科書ではないかと思います。英語のQRコードを読んでみましたが,以前とはすっかり変わっていて驚きました。最も大きく変わった点は,新出の語句と本文に日本語訳が出せるようになっています。語句は英語と日本語訳を一つずつ選んでマスキングができるようになっています。日本語を隠して意味の確認,英語を隠してスペルの確認といった使い方ができるようになっています。読みの練習のためのリピートのモードがあります。本文では読む順に単語を色を変えてくれています。家庭で語句の意味やスペル

の練習に役立つでしょう。また本文の日本語訳は文の下側に出すモードと左右に分け画面の左側に英文を右側は日本語にするという二つのレイアウトが用意がされています。左右に分かれていると英作文の練習に使えるかと思いました。

その他にも自分で書き込んだりするといった様々な機能があるようです。これらの機能については中学生に教えられました。やはりスマホを使い慣れていますから,画面上のボタン?がどんな機能なのかおよその見当がつくのでしょう,すぐに使っていました。こうした機能を十分に使いこなせれば,学校の授業でデジタル教科書を使えば紙のノートは必要なくなるのかもしれません。

デジタル教科書を使う方向は変わっていないようですが時期などはどうなっているのでしょうか。通信インフラなど十分でないようですし先生のほうはデジタルに対応するのが子ども達よりも大変なのではと思ったりします。スマホの記事,嘘か本当かわかりにくいのですが,ヨーロッパでは紙の教科書に戻っているとかあります。デジタルはいいことずくめでないことは間違いないと思います。しかし避けて通ることはできない流れになっていることは間違いないでしょう。子ども達は素早く適応していくのかもしれませんが私には無理そうです。でもよく考えてみると私に限ったことではないと思います。家庭でのデジタル環境がどうなっているのか,また子ども達がスマホなどをどう利用しているかといったことが勉強にも影響してくるように思います。AIをどう使いこなすか,先に書いたように真偽を確かめるなど,子ども達にとっても結構面倒なことがあるかと思います。AIのことなど経験者から教わることが難しく自分で手探りで進めないといけないのかもしれないと思うと,子ども達は私などよりもっと大変な時代なのではないでしょうか。

5年の月日でデジタル教科書は内容が大きくを変化しました。これからどれほどの速さで変わっていくのでしょうか。ちょっと怖いような気がします。

★学年が変わり2か月がたとうとしています。持ち上がりであまり変化のない子もいれば環境が大きく変わった子もいるかと思います。環境の変化はストレスになるでしょう。また,新学年で張り切りすぎるということもあるかもしれません。昔から五月病という言葉があります。五月の連休でゆっくりできたかもしれませんが疲れが出るころなのでしょう。6月には中・高生の定期試験がります。体調を整えることはとても大切な試験対策です。疲れているようであれば,無理をしないでゆっくり休んで身体も精神的にもリフレッシュすることはとても大切だと思います。

★6月は中学生・高校生の定期試験があります。5月26日から試験勉強の日程にする予定です。塾の曜日や時間が不規則になります。その都度伝えますが,連絡帳での確認をお願いいたします。

★私も視写をしてみるか…「歎異抄」は続いています。書いてみるとそれなりに面白い本だと感じています。

★にぎやかな高校生…受験生になりましたが相変わらずにぎやかです。受験のプレッシャーがあるのかないのか?五月病とは縁がなさそうです。

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