ごあいさつ
2025年度受講コース
「読む」・「書く」ことに力を入れています。
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「話し言葉」と「書き言葉」は違います。 |
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◎ | 問いに書かれていること,何をたずねられているかをしっかり読みましょう。 |
「昨夜は何を食べたの?」と聞かれて「算数の勉強をした。」は答えになっていません。会話では,このような頓珍漢な答えはほとんどありません。しかし,テストなど文字に書くときにはよく見られます。 原因として,「問題を読まない」「問題を理解していない」などとよく言われます。確かに「問題を読まない」ということはよくあります。では,なぜ子ども達が文を読まないのでしょうか? 一つは,テストとは子ども達にとってどんなものかということがあります。低学年の子に目立つことですが,テストは「授業で習ったこと」,「覚えたこと」,「知っていること」を書くもののようです。 ですから,問題文中に授業で習った語句を目にすると,その語句について「覚えたこと」「知っていること」などを書いてしまうようです。つまり,子ども達はテストの問題文を読む必要性を感じていないということがあります。 テストは「知っていること」を書くものではなく,問いに合わせて答えを書くものであることを教えてあげる必要があります。そして,問いに合わせて本文を読めば正解が見つかるでしょう。 次によくあることは,「本文中に答はある」ことを知らないために,自分の考えを書いてしまう。子ども達自身の考えを問う問題は,一部の問題を除きほとんどありません。本文中に答えがあることを知っていれば,答えを見つけるために本文を読むことが必要だと分かります。 読むことの必要性を子ども達に説明しないといけないのです。 |
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文章の内容を理解するには。 |
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◎ 日本語とは異なる英文のルールを覚えましょう。
英語は日本語とは語順が異なります。文のどの位置にあるかで言葉の役割が決まります。
英文の仕組みとルールを覚えることで英語がわかりやすくなります。
◎Phonicsで英語の読み書きができるようになりましょう。
意外と知られていない,アルファベットの名前と読み方の違い ローマ字の英語の読み方は同じ様で違う。
初めてみる単語の読みが予想できる,初めて聞く単語のスペルを予想できる
例外的な読みがあることがわかる |
◎ | 四則の計算の意味がわかるようになりましょう |
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◎ | 手順をしっかりと身につけよう |
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◎ | 文章題を解こう…計算だけが算数ではありません。 |
実際の生活と算数の問題と直接結び付くわけではありません。文章題を解くためには,まず文を読めなければいけません。でも,文字を音声に変えるだけでは読んだことになりません。つまり,文章を読んで場面を思い浮かべなければなりません。「読みなさい」と言って読んで意味が分かるのであれば簡単なことですが,言っただけではできません。そこで読まなければならない状況を作りだすことにしました。 子ども達に自分で問題を作ってもらうことにしました。具体的な数値,例えば「700円で買い物をして1000円札で支払うとおつりが300円」を用意します。その数値に合わせ,お釣りを求める問題を作ってもらいます。何の数値かを読まないと問題は作れません。また,文を書くこともよい練習になります。何を求める問題なのかがわかる文,読んだ人に内容がわかる文を書くことは少し大げさに言えば論理的に正しい文を書く練習になります。 |
国語…語句,文の理解から長文の読解。簡単な作文から論理的な文章を作成する力。
算数…整数・少数・分数の概念から計算まで。文章問題を解く力。
英語…意味順英文の仕組みと英語の読み書きのルールPhonicsの学習。
50分週2回,月14,000円・年間教材費14,000円