ごあいさつ

信天翁通信

 

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信天翁通信No.450 2026年5月26日㈫

★昨年の夏休み明けからでしょうか久しぶりにプリントを作っています。塾を始めたころはプリントを作るのは手書きでした。下手な字で嫌だったことを思い出します。ワープロが手軽な値段になると手入力に変わりました。変換ミスに気をつければ字の上手下手は関係ありません。最初はうまく入力ができず手書きのほうがよほど早かったものです。しかし入力にだんだんと慣れてくると,訂正など消しゴムの必要はないし途中の文字の挿入も簡単で便利でした。それからパソコンのワープロソフトになるといろいろな機能があって面白がってよく作っていたと思います。自作をしなくなったのは,入力が面倒になったことと塾向けのプリントのバリエーションが増えたことがあります。

それでも小学生向けは気に入った教材がなく,説明用のプリントの手作りを再開しました。これが一段落したというか行き詰ったというか,自作はストップしました。この後は表計算アプリをを使って説明用に表示させるものを作っていましたが,これは再開の望みはあまりないけれど,行き詰って休止中としています。

自作プリントの再開はAIがきっかけでした。読書感想文など簡単に作ってくれますから問題プリントだってすぐ作れるだろうという安易な発想でした。AIに指示をして作らせてますが、私が考えているプリントを作らせるための指示にはなかなか難しいものがあります。AIは言葉の意味を厳密に定義しているようです。人と人であれば「ああ,あれね」で済むようなことであってもきちんと説明しなければなりません。細かな指示が必要です。

実はこのくらいであればいいのですが,AIが私の指示以外のことを勝手にやってしまうことがありました。私が出力してほしい順番を勝手に変えてしまったりします。AIに「なぜ順番を変えたのか」と質問すると「論理的にはこの順番が正しい」と返ってきました。私の指示や考えよりもAI自身の論理を優先させたわけです。AIはしょせん膨大なデータを処理するだけのアプリですから,処理の仕方は人間がプログラムしているはずです。処理の仕方は利用者の利便性を考え利用者が良く使う方法や好む方法に日々進化させているのでしょう。私の好みが他の利用者と同じかずれているかはAIにはわからないことですから大半の人が好む方向に組み込まれた論理を使って出力するのでしょう。

このように利用者の好む答を返してくるということがAIで問題になっているようです。AIに悩みの相談をする人達がいることです。自殺願望の人がAIによって自殺に誘導されたという訴訟がアメリカであったそうです。裁判の結果がどうなったかは私は知りません。しかしAIは真実かどうかわからない,利用者が期待する心地よい言葉を投げかけるものであることは知っておく必要があると思います。

AIを使ってのプリント作りは,手直ししなければ使えないとしても,手入力の必要はあまりなく作業時間も短いので助かります。一度プリントを作れば,手直しはついてくるけれど教科書が改訂されるまで使える。ズボラ人間にはぴったりです。しかしテキストと違って,使う時に印刷をしなければいけません。これはこれで面倒です。何かを手に入れれば何かを失う,人間には手は二本しかありません。何もかも持とうなんて考えることが間違っているのでしょう。

★修学旅行の時期になりました。すでに出発した学校もあります。話題になるのはお小遣いでしょうか,1万円のようです。2年生の宿泊学習でも話題になる大問題はだれと同室かという部屋割りのようです。全員が一部屋で大騒ぎした時代には考えられないことです。時代は変わり隔世の感です。

信天翁通信No.449 2026年4月22日㈬

★新しい年度が始まりました。中1は未知の世界である中学生活の始まり,中2はクラス替えで新しい同級生や担任となります。以前はあまりなかったように思いますが,中三もクラス替えがありどの学年も緊張感があります。

中三はいよいよ受験生です。志望校が決まっている子がいればこれからの子もいます。それぞれ高校に対して思うところがあるようで,「勉強をしなければ」という思いは十分にあります。そして修学旅行というイベントもあります。受験勉強という何だか重苦しいものの合間にワクワクする楽しみとして適当な息抜きになってメリハリのある学校生活になればいいと思います。張り切りすぎて息切れしないようにしてほしいと思っています。

中二は心機一転,再スタートといった感じでしょうか。中学生活にも慣れ落ち着いて勉強を始められることと思います。クラスだけでなく教科担任が変わったりして少し今までと違った対応が必要な面はあるかと思います。しかし要領はわかっているかと思います。周囲の様子がわかっていますから自分のペースを作って勉強や様々なことに取り組んでほしいと思います。

中一は何もかもが目新しく慣れるまでが大変だと思います。環境の変化についていくのが大変だとは思いますが,自分の体の声をよく聞きあまり無理をしないことが大切かもしれません。

私も毎年のことですが,「こうしよう,ああしよう」など考えますが半分も思うようにできたことはないでしょう。

視写,書く宿題は原稿を工夫し何とか続けようと思っています。原稿作りや問題作りにAIをもっと利用できればと考えています。なかなかAIは思うように動いてくれません。私の思うように作らせるには指示の仕方を学習する必要があります。言葉が足りないと勝手な解釈をして思いもよらないことをやってくれます。しかし,これは私が子ども達に説明することとどこか共通点があるようです。説明が何通りかの解釈が可能なようでは子ども達がどう解釈するかわかりません。私の意図がきちんと伝わる説明や解説が必要です。指示を修正しながらAIと対話することは私の説明能力の強化につながっているのかもしれません。AIとのお付き合いはそれなり必要とは思いますが,何よりも人間とのお付き合いが大切ですから子ども達への説明などよく考えていきたいと思います。

★ある高校の卒業式で「蛍の光」「仰げば尊し」の斉唱があったことを先月書きました。昔ながらの曲を使っている学校はあまりないと思っていたのですが,別の高校でも使っているとのことでした。古い曲だと思いますが,まだまだ根強い人気があるのでしょう。

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