ごあいさつ

おじさんのメモ書き

2018-07-08 10:03:00

AI(人工知能)

6月30日付の北海道新聞の「受験AI開発で実感 子どもの読解力の危機(国立情報学研究所 新井紀子教授)」という記事に驚きました。人間はAIに仕事を奪われるという予測です。AIの計算や覚えたりといった能力は人間をはるかにしのぐものでしょう。その能力から以下のようなことが考えられるそうです。。

『ホワイトカラーがやってきた、手順が決まっていて、覚えることができる仕事の多くが置き換えられる可能性があるのです。今後20年の間に、働く人々の半分が仕事を奪われる可能性があるとの予測もあります』

そして人間がAIより優れた部分は文章の読解力だそうです。

『AIにも弱点はあります。AIは計算機なので、論理や確率、統計という数学的な方法しか使えません。決められた枠組みの中でしか計算処理ができません。英単語や歴史の年表を覚えるのは得意でも、文章の『意味』を理解するのは苦手です。将来、残ると思われる仕事はいずれも、読解力を基盤とするコミュニケーション能力や、人間らしい柔軟な判断力が求められそうです』

となりそうだという予測です。(詳しい内容は北海道新聞の電子版で読むことができます。)

大学生にコンピューターのことについて教える仕事をしている卒業生から聞いた話です。学生向けの解説のための文章を書くそうですが,100字以内に抑えるそうです。長くなるとダメだそうです。読解力がないということがその理由だそうです。新聞記事にあったようなことが近い将来,現実になるのでしょうか?

記事には,読解力をつけるには,これといった特効薬はないともありました。そして,地道に読んだり書いたりが必要なことは間違いないようです。

いかに読解力を身に着けるか,難しいことだとは思いますが,私なりに考えてみたいと思います。