ごあいさつ

おじさんのメモ書き

2018-07-28 10:01:00

式を作る,文字を使って

 中二は連立方程式の文章題に取り組んでいます。中2ともなれば文字式に慣れていますから連立方程式を解くことは上手です。。しかし文章から立式するとなると,そう簡単にはいかないようです。数字ならば自然な感じで式を立て計算できるのですが,文字が入るとどこか違和感があるようで式が立てられなくなります。

 中一で文字が導入された時に文字に対して違和感を持つと,その違和感はなかなか解消されないようです。誰でも新しいことや今まで知らなかったことに接するとき,違和感を持つことはよくあることかもしれません。しかし,しばらくお付き合いしているうちに,新しいことの存在を認め世界が広がったと思う人と,違和感を持ち続ける人があるように思います。

 算数・数学は新しいことを受け入れるように子ども達に要求します。数を考えれば,整数から分数・小数と広がり,中学では負の数そして無理数の世界が加わります。それらが加わるたびに,子ども達は戸惑うようです。分数・小数では特に分数に対する違和感を持つ子は多いようです。そして違和感が解消されないと,そのまま分数嫌いになってしまうようです。

 さて,どうすればその違和感が解消できるのでしょうか?できれば最初から違和感を感じないように,接することができるのがベストですが。