ごあいさつ
通信Back number 2024年4月~2025年3月
信天翁通信No.436 2025年3月24日(月) ★「歯を磨くように勉強する」と先月の通信に書きました。気になってネットで調べたところ野生の動物は甘いものを食べないのでほとんど虫歯にならないそうです。ですから野生動物は歯を磨く必要はないということです。でも人間と暮らし甘いものを食べるペットは歯を磨く必要があるようです。ですから「歯を磨く」ことには「虫歯にならないように」というはっきりとした目的があることになります。目的があっても歯磨きは食事や睡眠をとるといった身体的な欲求からくることことではありません。赤ん坊の時は親が磨いてやらないといけないでしょうし,自分でできるようになると歯を磨くように親が声をかけることで生活習慣として身につくのでしょう。習慣として身につくと歯を磨かないと口の中がすっきりしないといったような違和感を持つようになるのではないでしょうか。そうした違和感が歯磨きに向かわせる動機になっているのではないでしょうか。歯磨きに限らず毎日決まったタイミングで同じことをする,例えば「朝起きると水を飲む」のような日課になってしまうとそれが欠けると何か違和感を持ったりするのではないでしょうか。 子ども達が毎日欠かさずにしていることは何だろうか。日課という言い方はしないでしょうがゲームをしたりテレビやYou tubeを見るといったことでしょうか。これらは楽しく過ごすことが目的と言えると思いますが,親の立場からは歯磨きと違って「やめさせたい」生活習慣と言えるでしょう。歯磨きが赤ん坊の頃に強制的にしていたのとは違い楽しいことは強制力がなくとも簡単に日課になるということだと思います。 子ども達に先月出した課題の「毎日一問」ですが,量的には何も問題ないとは思います。しかし勉強ですから楽しさがない,そして歯磨きのような目的,目的というよりは効果がはっきりと目に見えないという難点があります。子ども達に続いているか聞いていますが,「忘れてしまう」といった答えが返ってきます。面白みに欠け,日課となっていないので忘れるのは無理ならぬことかもしれません。忘れないために私が子ども達に何ができるでしょうか。スマホにタイマーセットをするように言ってみるのもいいかもしれません。日課になるように,子ども達が来るたびに声を掛けることは続けようと思っています。
★イモリ…春を迎えることができると思っていたのですが,とうとう死んでしまいました。10年以上でしょうか,面倒だと思いながら飼ってきました。なくなると「もう少しいい飼い主であったらよかったのに」などと,「後の後悔先に立たず」ということわざが頭をよぎります。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.435 2025年2月25日(火) ★6年生と中学生に新しい課題を出しました。 6年生には1~10までの数を英語で書く。 中1には英語の教科書の基本文を書く。 中2には数学の問題集の問題を解く。 次のように条件を付けてあります。 1. 日曜を除き毎日すること(習慣となるかもしれない) 2. 毎日一つだけすること。必ず答合わせをする。 英語の数を一つ,英文を一つ,数学の問題を一問。 (無理がなければ続くかもしれない) 3. 用事や体調が悪くてできなかった日があった場合,その分をカバーするために二つ三つとやらないこと。一日にするのは必ず一つだけをすること。 (歯を磨く習慣は身についていると思いますが,一日磨かなかったからといって次の日に二回磨くでしょうか。) 子ども達はちょくちょく「勉強頑張るぞ」と言います。そんな時,私は「歯を頑張るぞと思って磨くかい。頑張る必要はない,毎日歯を磨くように勉強をするんだよ」と返します。勉強に限らず頑張るはそう続くものではありません。必ず息切れが来ます。続けるコツは「無理しない」だと思います。 私の「できるかな」に対し「一つでしょ,できるよ」という子ども達の反応でした。私の経験から思うには「たった一つだけど毎日は大変だろう」です。果たしてどうなるでしょうか。 何をやらせるかは頭の痛い問題です。中2は受験を考えて問題集を選んだのでネタにはそう困りません。中1は英語にもっと接してほしいことから選びました。教科書からなのでしばらくは大丈夫ですがネタ切れは時間の問題です。6年生は中学をにらんで英語にしました。しかし,何を書かせるかネタが切れそうで心配です。ネタに困るほどやってくれるのが一番うれしいことですが。 課題と言えば,視写,文章の書き写し,文字に接する機会が少しでも多ければと思いこれからも続けたいと思っています。こちらは前にも書いたようにネタは何とかなりそうなのですが,書式を決めたいと思案中です。自分で間違いがあったことに気付けるように決まったパターンで書くようにしたいと思っています。しかし,私が続けられるかがよほど問題です。 ★中学生の頃はクラシック音楽はまるで睡眠薬でした。学校行事でクラシックを聴くために立派なコンサートホールに行きましたが,熟睡でした。音楽の授業でもクラシックを聴かせてくれましたが何がいいのかさっぱりわからず,退屈な授業でした。今もクラシックはわかりませんが楽しく気持ちよく聞いています。聴いていると作曲家という人たちはメロディーがいつも頭の中に流れているのだろうか。音楽とは無関係な連想が始まり,ひょっとして数学者の頭の中は数式が流れているのだろうか,はて,私の頭の中は何が流れているのだろうかなどと思ったりしています。 ★にぎやかな高校生…「ノートを写す」,休んだりそれともさぼったり,同級生にノートを借りて写した覚えがあります。今も変わりはないようで塾に来てノート整理をします。「家でやれよ」というのが正直なところですが時間との闘いといったこともあってかしないといけないようです。手で書かなければならない点は昔と変わりませんが,今は現物のノートがなくても困りません。写真にとれば事足ります。ノートを返し忘れるといったトラブルがなく便利なことです。便利といえば,いいことかよくないことかわかりませんが,板書を写真にしてしまえばノートに書き写す必要がなくなります。写真は現像してといった時代だった私にはカメラをメモ代わりに使うなど思いもよらいことでした。デジタル教科書を本格的に使うといった記事を目にします。板書してノートに書き写すはなくなるのでしょうか,そして授業風景はどんな風に変わるのでしょうか。 ★イモリ…食欲があります。相変わらず不器用で上手にえさをくわえられないけれど,飢えているのでしょう,とても食いつきがよくなっています。無事に春を迎えることができそうです。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.434 2025年1月27日(月) ★子ども達に「数学を皆がきちんと勉強すればいじめがなくなるかもしれない」とよく私はいっています。そんなことが本当かどうかはわかりませんが真面目に言っています。 「5mのリボンから3m切り取ると残りは何メートルですか」と数字であれば正しく答えられるのですが3mがxmとなると途端におかしな計算式を書く子が結構います。「文字に変わったから」というのが理由のようです。そこで「数字でも文字でも一緒,文字だからなんて言うのはいじめだぞ」となってしまいます。本格的に文字を使うのは中学からで,小学校ではなかった計算をしないで式だけというルールが出てきます。私は計算が嫌いだったので計算が減る文字の使用はとても便利だと思いました。しかし計算練習をたっぷりとしてきている子ども達には計算をしなくてもいいというのがかえって不安なのかもしれません。 子ども達に式を書く習慣がないことも理由の一つかもしれません。先に書きました5mと3mの残りの話ですが,2mと答を言った子ども達に「どんな計算をしたの」と尋ねると絶句することが良くあります。パッと答がわかるので引き算をしているという意識すらないのかもしれません。当然のことに式を思い浮かべることはないようです。式で考えれば全く同じ形になりますがパッと答が出ない文字は別物になってしまうようです。別物になると別の扱い方になるようです。そんな様子を見て「いじめはよくない」と真面目に私が言うことになります。 文字と同じように別扱いされるのが分数です。分数は整数や少数に比べ相当の嫌われ者です。分数が出てくるだけで単純な計算であっても嫌な顔をする子が結構います。分数は割り算で使えば計算が減ります。ですから私は分数も好きです。しかし加減での通分や約分そして方程式では分母を払うといった計算の手順が増え手間と時間がかかるということが欠点になっているのかもしれません。 いずれにせよ文字だから分数だからと毛嫌いする必要はないと思うのですがそう簡単にはいかないようです。何とか分数や文字に対する違和感を少しでも減らすように工夫をしたいと思っています。 ★正月からこっち雪の少ない冬で助かっています。でもこれからドカッときて,一冬としては帳尻が合ってしまうのかと心配しています。杞憂になってくれればいいのですが。 ★中3…入学試験が近くなりました。夜遅くまでの勉強や夜更かしはやめて,入試のタイムスケジュールに合わせた朝型の生活リズムにしましょう。また,きちんとした食事は体調管理に必要です。朝食をはじめ食事をしっかりとってください。いまだにコロナやインフルも流行っているようですから気をつけてください。 ★にぎやかな高校生…「黒染め」髪を黒く染める。久し振りに聞きました。卒業生から何度か聞いた言葉です。「地毛が赤いので学校で何か言われると嫌だから,髪を黒く染める」。学校は「髪を染めるのは禁止」と思っていたのですが,赤く染めるのは禁止で黒く染めるのはおとがめなしでした。学校には不思議なルールがあるんだなあと思ったことがありました。彼女は冬休みに入る前から「冬休みになったら髪を染める」と言っていました。そして休みに入るとすぐに赤くそれとも金髪に染めました。彼女には申し訳ないけれど私の感想は「金髪似合ってない」,「休みが終わると黒く染めないといけない。短期間に2回も染めると髪には大きなストレスで髪が痛むだろう」そして「アルバイトで稼いだお金だから自由に使っていいけど,無駄遣いだなあ」とおしゃれに関心のない私は彼女に言います。おしゃれをしたい高校生に言っても何の役にも立ちません。特に危険があるわけでもないし,やりたいことをすれば納得するだろうと私は思っています。 ★イモリ…水草はあまり食べていないようです。数日おきに餌を食べますが,今までよりは食べていないようでスリムになっています。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.433 2024年12月23日(月) ★年令とともに時間の経過が速くなる。よく言われることですが今年はいつにも増して月日のたつのが速いように感じています。中学の試験日程の変化が関係しているのだろうかと思ったりしています。以前は6月中頃,9月から中3の学力試験が始まり11月の定期試験,そして年明けの学年末と中学が違っても恒例のスケジュールとなっていました。しかし今年度は中学によって日程がばらばらで試験に追われてしまったようでした。一人は試験勉強,他の子どもは普段通りにテキストを進める,今までになかったわけではありませんが,二学期はそんな日が多く例年との違いに戸惑ったということがあるのかもしれません。 また,今年は例年と違って英語で新しいテキスト(意味順)を使い始め時間数を増やすなど新しいことにチャレンジ?したこともあるかもしれません。新しいといえば英語にも視写のようなことを始めました。テキストの4~5つ英文を暗記してもらって書かせています。若いですからすぐに覚えてくれます。でも細かな所は時々間違えます。英文に慣れてくれればと思って始めたのですが,スペルをよく注意しアルファベットに目が行くようになるようです。効果があるかとひそかに期待しています。 視写といえば種本に苦労をしていましたが,新しく二つ見つけました。「日本国憲法」と「子どもの権利条約」です。全部を書くわけではありませんが主要な部分を書いてみようと思っています。どちらも本物の条文は普段使いの言葉がほとんどありませんから,子ども達から見ると日本語と思えないかもしれません。しかしどちらも易しい言葉で書かれた抄訳があります。「日本国憲法」は日本弁護士連合会から抄訳のパンフレットが,「子どもの権利条約」はユニセフのホームページにあります。どちらの抄訳も易しい言葉で書かれたわかりやすいい文章だと思います。原文は分かりづらい日本語ですし漢字が多く子ども達には大変かと思いますが書いてもらう予定です。 塾の勉強面だけではなくプライベート面でも,昨年9月に千葉に行った辺りからかもしれません。春の山陰旅行をはさみ友人・知人とのお別れや卒業生の結婚式と例年になく出来事が多かったせいでしょうか。とどめは今月初めの卒業生の結婚式,そしていつもはなかった中学の定期試験だったかもしれません。 新年度は,私の時間の感覚はともかく,定期試験に追われないように勉強をしようと思っています。 ★私生活における来年の目標は「ゆっくりと」にしようかと考えています。ただし,私が時間がたつのが速く感じるようになったこととは関係ありません。数年来続いている腰痛予防とストレッチを少し時間を掛けてゆっくりやろう,また食べるのもゆっくりよく噛んでを実践したいと思っています。食べ物だけではなく,子ども達の勉強も「ゆっくり噛み砕いて」とは思っております。 ★にぎやかな高校生…教室に道コンの実施日が書かれた,最後の月が3月になっている1枚物の大きなカレンダーが貼ってあります。3月に張り替えると誰が始めるのか書き込み,まずは自分の誕生日を書き込む,がだんだんと増えていくのが当たり前でした。最近はなかっのですが,久し振りに落書きがあります。自分の誕生日や塾の出欠と塾に来た時間を書き込んであり,遅刻も記録されているようです。下手なライオンの絵もあります。ライオンとわかるからそう下手でもないのかもしれません。スペースの関係かそれとも実績がないせいか学習内容については書かれていません。久々ににぎやかに変わっていくカレンダーです。あと数か月で新年度のものと交換ですが子ども達の落書きを見るのは結構楽しいものです。 ★イモリ…餌の回数が少ないのでしょうか,水草が少しづつ減っているようです。いずれにせよ越冬用に,またメダカと一緒に買ってこなくてはと思っています。
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信天翁通信No.432 2024年11月25日(月) ★なぞなぞです。「婆(ばば)に逢って爺(じじ)に逢わぬ」,”日本のなぞなぞ”という岩波ジュニア新書にある新潟県に伝わるなぞなぞです。もともとは,室町時代にできた宸翰本(しんかんぼん)「なぞたて」という本にある「母には二度(ふたたび)逢いたれども父には一度も逢わず」だそうです。答えがわかりますでしょうか。 私たちが普段話している日本語ですと「婆に」の方は答えを見つけることができるし答えを聞けばなるほどと思えます。ところが「母に」の方は見つけることが難しいうえに答えを聞いても「どうして」と思ってしまいます。さて,その答えですが「唇」です。「ばば」と声に出すと唇が二度くっつきます。というか口を閉じなければ「ば」の音が出せません。ですから答は確かに「唇」です。しかし「はは」では唇がつきません。それなのに答は「唇」なのです。 ”日本のなぞなぞ”によれば,昔の日本語では「はは」はパ行のp音の言葉だったとあります。「ぱぱ」だったとはありませんがパ行の音だったということのようです。長い間にp音からh音へと発音が変わったということのようです。 英語の読みの練習でPhonicsという方法を使っています。Phonicsでは母音字a,e,i,o,u以外のアルファベット子音字の読み方も説明しなければなりません。子ども達に子音字の音を説明するのが私にはなかなかうまくできませんでした。pの音があって後にaがついて「パ」と読む,平仮名であれば一文字なのに英語では二文字になる,ローマ字を習って以来そういうものだと思っていたのですが,考えてみれば不思議なことです。どこかでその理由などを聞いたことがあったのかもしれませんが,まったく記憶にありません。 どうしたものかと思っていて”日本のなぞなぞ”を思い出したというわけです。子ども達にパ行とバ行を声を出して言ってもらいます。他の行も一つ二つ言ってもらいます。「唇をつけなくとも他の行は言えるけれどパ行とバ行は言えない」と簡単にわかってもらえます。アルファベットの最初のpはパ行の口の形を,つぎのaであ段の口の形を示しているということになります。pの口の形をわかってもらえばtやdの口の形の説明もしやすくなります。アルファベット二文字で平仮名一文字の関係が子ども達にもわかってもらえたのではないかと思っています。「なぞなぞ」なんて子ども遊びのように思っていましたが馬鹿にしていた私がばかだったようです。そもそも宸翰本「なぞたて」は大人が編纂したものですし,言葉遊びの一つとして「なぞなぞ」をまとめた本はたくさんあるようです。 最近は本を読めなくなっていますが,言葉に関係する本はなんとなく好きで読んでいたのが思わぬところで役に立ちました。
★「母」という言葉がパ行の音からハ行の音に変わったように,言葉が変わっていくということはよく言われています。そして今の時代はその変化がとても速いようです。先日も高校生に「エモい」といわれました。「キモイ」と音が似ているので誉め言葉ではないと思ったのですが,「emotional(エモーショナル)」や日本語の「えもいわれぬ」から来たらしくいい意味で使う言葉だそうです。変わるのは仕方ないのですが,ついていく私はとても大変です★某高校に通う高校2年生…気のいい子ですが,にぎやかで,いえ,うるさいがふさわしいかも。その子に「イモリはいいから私のことを書け」と要求されています。書くとなると「悪口」ばかりになるかもと思いながら,今書いています。本人が「いい」と言っているから書いてみるか,「書くためにはよく観察しなければいけないだろうな,悪口ばかりでなくほめることも見つかるかも,書くために人を観察する,これは初めてのことかも」。本人からクレームがくるまで書いてみるか。 なんだか私と不真面目な高校生の会話のようですが,アルバイトでしっかり小遣いを稼いでいるまじめな子なのです。 ★イモリ…メダカがいなくなりました。寒くなりイモリの食欲が落ちたのか,水草はまだ食べられた様子はありませんが,これもまたメダカと一緒に越冬に向けて買ってこなくてはと思っています。 ------------------------------------------------------------ |
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信天翁通信No.431 2024年10月25日(金) ★近ごろ心掛けていることは「ゆっくり」です。十年以上になると思うのですが腰痛予防の体操をしています。それに加えて転倒予防の筋トレもしています。この体操と筋トレのセット数を減らし,今までよりも「ゆっくり」と時間をかけてするように心がけています。 今までしてきた体の動きを「ゆっくり」と時間をかければいいだけですから,いたって簡単だと思っていました。ところが以外にこれが難しいのです。まず気がついたことは,今までやってきたリズムが身についていることです。「ゆっくり」と意識しないでいると体は覚えているリズムで動いてしまいます。次に時間をかけて体を動かすのが意外にきついのです。速く動こうとする手足の動きを抑えるせいできついと感じるのかもしれません。 「ゆっくり」と物事をするのがきつい,これは体操や筋トレに限ったことではないのかもしれません。電車が2,3分遅れると「遅れて申し訳ありません」と車内放送が入ります。2,3分の遅れで人生が変わることなどほとんどないと思うのですが,分刻みで動くいそがしい世間だからでしょうか。また,かなり前ですが,レジに並んでいたとき「遅い,さっさとやれ」のようなことを言って切れている人を見ました。私もレジが遅かったりすると何だかイライラしたりしますし,どうかすると子ども達に「早くやりな」などとせかす私です。人のことをあまり言えた義理ではないかと思います。 そして,子ども達も一度に何もかもして速く問題を解いてしまおうとしているように見えることがよくあります。さほど難しくない問題を少し解く程度であればそれでも間違わないかもしれません。しかし少し難しい問題になると,一度に何もかもしようとすれば間違える確率が大きくなります。むしろ,難問はいくつかの部分に問題を分け順序よく一つづつ解決していくほうが結果的には正確で速くとけます。 スマホで検索すれば瞬時にいろいろなことがわかる時代です。「講義は倍速にならない」という言葉を聞きました。スマホだと早送りが自在にでき時間が節約できるのに比べ,Liveの講義は早送りができないので時間が無駄になるということのようです。しかし,空いた時間に何をするんだろうか,などと考えてしまう私です。実は何をするかなんてことも考えなくても次々とすることがあるのが今の子ども達なのかもしれません。子どもに限らず,猛スピードで変わっていく世の中に背中を押し続けられているのかもしれません。 よく言われることだと思いますが,大人だけでも「ちょっと立ち止まって」後ろを振り向いたりぼんやりまわりを見回したりする時間が必要なのかもしれません。「ゆっくり」はきついのですが大人が手本になれば子ども達もゆっくりできるかもしれないなどと思っています。 ★卒業生が結婚の報告に来てくれました。喜ばしいことですが,北海道を離れると聞き寂しくもありました。その他に驚かされたことがあります。北海道を離れるのは職場の移動ではなく,結婚を機に転職をするということです。話によると,結婚に限らずかなりの人数で同期の人が転職しているとのことでした。やめる職場はというと札幌市の公務員でそれなりに難しい試験を突破して入ったのだと思います。難しい試験を突破して入った優秀な人だから転職するのだということでしょうか。とても人気のある職種であった公務員のはずですが,その公務員になったのに辞めていくという時代,私にはなかなかついていきにくいほど時代の変化は激しいもののようです。 報告を受け,喜んだり寂しかったり,そのうえ驚いたりと気持ちがいそがしい一日でした。 ★イモリ…メダカは健在です。水草はあらたに買いましたがイモリにしばらく餌をやりを忘れています。寒さに向かいますから餌をきちんとあげて無事に越冬させなければと思いつつ,イモリには気の毒なのですが餌やりを忘れてしまういい加減な飼い主です。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.430 2024年9月27日(金) ★小学生と文字式の練習をしています。簡単な文章から式を作る問題です。買い物の代金とお釣りを求めるといった文章の問題がよく出てきます。買い物やお釣りの計算は60年以上昔であれば日常的にしていたことだと思います。しかし,最近はどうでしょうか,PayPayのようなキャッシュレスサービスを私でさえ使います。子ども達もあまり現金で買い物をしなくなっているようです。大人も子どもも買い物で計算などしなくなっているのではないでしょうか。買い物に限らず生活の中で計算をする場面はあるのだろうかと考えてみました。 プリペイドカードの残額はどうかと思いましたが,レシートを見れば書いてあるし,私など残高があるかないか程度しか考えませんから計算などしません。どうも買い物で計算をする場面はあまりなさそうに思えます。電車賃やバス代といった交通費もプリペイドカードが多いようですから,お金に関係したことは計算する機会が少ないようです。お金の他には,子ども達の間で「塾はあと何分で終わるか」というのがあります。これは壁に掛けてあるアナログ時計を見て数えているようなので,はたして計算しているといえるのでしょうか。計算に限らず子ども達の話題の中に数が出てくることそのものが少ないように思います。出てくるとすると身体測定の後の身長などと中学生の試験の後の点数の話題でしょうか。これも一時の話題で日常的とは言えません。数の話題が少ないせいか子ども達の数に対する関心が薄くなっているのかもしれません。子ども達の靴を見て「靴のサイズは」と聞くと答えられないとか,1mがどのくらいの長さなのか1㎏がどのくらいの重さかといった実感がない子が多いようです。経験不足と身の回りで数が話題になることが少ないのでしょう。買い物を題材にした問題なども実感があまりないせいか間違えることが結構あります。 「役に立つ数学」・「身のまわりにある数学」などと言われています。入試の問題にも「太郎君と花子さん」が数学に関係する会話の中から式を作る問題が出されています。「読解力」が大切という点では意味のあることかもしれませんが数学に興味を持たせることができるかというとどうでしょうか。算数・数学嫌いを増やすように感じます。数学には数学の世界が,私にはよくわからない世界ですが,あるのだろうと思っています。多様性をいう時代ですから数学に役に立つとか読解力などを持ち込む必要はないのではという思いがあります。 買い物の計算さえ身近ではなくなった今,子ども達に身近にあってで役に立つ文章題をつくるほうも大変でお気の毒だなあなどと無責任な感想を持っています。
★数の関係で最近聞くことがあるのは「ギガが減る」でしょうか。何を言っているのかわかりませんでしたが,通信容量を表すGbite(ギガバイト)を省略しG(ギガ)を使ったものでした。スマホの通信制限に関係する話で使われるものです。「ギガ(G)」は単位です。「キロ(K)」の千倍が「M(メガ)」,その千倍を表す単位が「G(ギガ)」です。重さの話で㎏の単位の「K(キロ)が減る」などとは使いません。ですから「ギガが減る」という言い方はおかしいことになります。しかし,Net記事を見ると「ギガが減る」はNet時代の言葉としてすでに定着して普通に使われているようです。言葉は使われている間に本来の意味を離れ新しい意味をもつようになるのでしょう。私の知らない言葉が今日も生まれているのかもしれません。新しいことを覚えるのはボケ防止にはなりますがそれなりに大変です。 ★イモリ…一匹になったメダカは今のところ健在です。イモリにしばらく餌をやりを忘れていました。いい加減な飼い主でイモリには気の毒です。気がつくと水草がほとんどなくなっていましたので,新しく買ってきました。水草も非常食として役立っているようです。そして肉と野菜?でこの暑い夏を乗り切りました。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.429 2024年8月26日(月) ★先月に書きましたが休み明けに定期試験の中学があるので講習で定期試験の勉強をしました。夏休みに定期試験の勉強というのは初めてかと思います。やってみるとぼんやりと復習をするというよりは,目標がはっきりしていて勉強をやりやすかったことは間違いありません。また,ゆっくりと時間をかけて試験勉強ができたのはよかったと思っています。勉強をする動機づけとして,休み明けの定期試験も悪くないかと思った次第です。 しかしすべての中学が定期試験を休み明けにするわけではありません。中3は別にして,試験があるとないとでは緊張感が違うように感じました。試験がない子ども達の気になることは休み中の課題でしょうか。しかし課題から出題される休み明けの試験があったりします。また,提出物として課題はやっておかないわけにはいきません。提出物で成績を下げられてはたまりません。そんなこともあって,1,2年生は夏休みの課題を中心に進めた子もいます。 私としては,夏休みは学校の勉強とは別に私が子ども達にやらせたい勉強ができる時期でもあります。この夏は,普段もしているのですが「意味順ドリル」を進めました。日本語と英語の違いを感じてもらい「英語の意味と語順」を意識してもらいたく使っているドリルです。まだまだ定着しているとは思いませんが,よくできたテキストですからこれからも進めていこうと考えています。 課題をすることは提出物という点で意味があるのと,子ども達の勉強の仕方が見えることもいい点です。ですから,課題をすることはそれなりによかったのかもしれないのですが,私のやりたいこととのバランスが難しく冬休みに向けての私の宿題でしょうか。 私にとってきつかったことはやはり暑さでしょうか。私は冷房に弱く長時間冷房をきかせた部屋にいることはつらいものがありました。昨年に比べれば暑くはない夏でしたが,やはり温暖化のせいかと思わせる夏でした。早く涼しくなってくれればと思わずにはいられません。 ★夏の課題のことを書きましたが,こちらも以前とは様子が変わってきているようです。例えば英語です。休み明けのスペリングコンテストを行いスぺコンという通り単語だけのテストでしたが数年前からは文が入るようになりました。そのための練習用のプリントが課題として出され,何回か同じ単語や文を書いてそれを提出していました。しかし,ここ数年はスぺコンはするけれど練習用のプリントは提出しなくてもよくなったようです。練習の成果がスぺコンでわかるということでしょうか。まあ,書ける単語を練習しなくてもよくなったと考えればいい方向にいっていると思います。また文を書くようになったのは英語の勉強としてとても良いことではないでしょうか。 他の科目ではレポートを書く課題が多くなったようです。問題を解くのであれば最悪解答を見て何とかしのげますがレポートはそうはいきません。問題を解くより手間がかかるし形式なども具体的な指示が少ないようで子ども達には面倒な課題かと思います。 それでも昔と違いGoogle先生やAIという強い味方があります。ただし厄介なのは問題集の解答とは異なり誰もが同じように使えるわけではありません。Googleは検索条件で上手に絞り込まなければ目的の解答を手に入れることができません。高校生に検索条件を教えられたりしながら私も使いますが,それなりに練習が必要かと感じています。AIはあまり使ったことがなく少ない経験ですが,対話型のようですから質問は具体的でなければならないという印象です。私と違い子ども達のほうがスマホを使い慣れていますから上達は早いでしょうが一朝一夕で上達するものではなさそうです。昔の不便な時代のほうが子ども達は楽だったのかもしれません。 ★イモリ…一匹になったメダカは今のところ健在です。イモリも変わった様子はなく元気にえさを食べ暑い夏を乗り切りそうです。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.428 2024年7月29日(月) ★今年度の篠路西中の二学期の定期試験が昨年度より一か月ほど早く実施されることになりました。昨年度も一昨年より一か月早めたので従来より2か月早まったことになります。このところ中学校の定期試験がずいぶんと変わってきました。 ★イモリ…餌はよく食べます。ようやく水を替えました。メダカ2匹と水草も入れました。メダカはすでに1匹になっています。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.427 2024年6月25日(火) ★「受験(学校の試験)は点取りゲームだよ」と子ども達によく言っています。点を取るといえばスポーツでは普通だと思います。種目によってどうすれば得点になるかが決められていて,例えばサッカーは相手ゴールにボールをけりこめば得点になります。試験はというと正しい答を書き込めば得点になります。 スポーツと試験,得点を取るための共通点,どちらもよく見なければなりません。何を見るか,ボールを使う競技ではボールを,そして相手の動きでしょうか。試験ではボールにあたるのは文字,相手は出題者でしょうか。ボール等は動きを見極め素早く対応しなければならないため動体視力が大切だそうです。その動体視力を向上させるというサイトもありますから訓練によって改善できるものなのでしょう。 ボールを追う,文字を追うと対象は異なりますが試験時間には限りがありますから速く読み取れるに越したことはありません。文字を読み取ることにも訓練が有効だと思います。スポーツと異なり道具が特になくとも訓練はできます。なんといっても文字はそこら中にあります。教科書・雑誌のような本に限らず,スマホにも文字はあります。外に出ればポスター看板にだって文字はあります。最初は意識しないと難しいかもしれませんが慣れれば知らず知らずのうちに文字を追うようになれると思います。 次は相手のです。スポーツでは対戦相手の様子をよく見ることで次に自分が取るべき行動がわかったりするかと思います。試験では相手である出題者が何を尋ねているのかを知らなければなりません。極端なたとえですが,「昨日の晩御飯は何でしたか」と質問されて「昨日は英語の勉強をしました」では得点になりません。「そんな答は書かないだろう」と思われるかもしれませんが結構あることです。歴史の問題であれば人物名を聞かれているのに事件の名前を書いたり,理科では物質名を書くのか化学式を書くのか,数学であれば小さい順にかけとあったのに大きい順に書いてしまったといったことです。私も時折やってしまうことですが「正しいものを選べ」「誤っているものを選べ」でしょうか。これらの大半は,途中まで読んで文字から目を離してしまうことから起こります。 理由の一つとして思い当たるのは,日本語は最後まで読まないと質問の内容を把握できないことがあるからです。英語であれば,最初に「Yes」または「No」がくるので結論がはやばやとわかりますが日本語は最後に「ない」があるかないかでようやくわかります。 「文字に親しむ」が一番のようです。生まれてからずっと日本語を使っているのですから日本語がわかると思うのは少し間違っているでしょう。「話し言葉」と「書き言葉」は違うものです。「話し言葉」は十分に訓練しているかもしれませんが「書き言葉」の訓練は個人差が大きく無意識のようにしている人がいるかと思えばまったくという人もいます。毎日少ない時間でも構いません。毎日歯を磨くように文字にふれればよいのだと思います。 ★イモリ…餌は元気よく食べます。水を替えてやろうと思いながらそのままです。おそらく23日で飼い始めてから丸10年です。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.426 2024年5月27日(月) ★「おじさん,この塾ってゆるいよね,おしゃべりしても怒られないし」,久しぶりに子どもから言われました。おしゃべりや騒がしいことがいいとは思ってはいませんが,おしゃべりについては確かにゆるいのかもしれません。しかし,お世辞にも「厳しい塾」だといえないと思いますが特に「ゆるい」とは思っていません。例えば,問題を解いている場面を考えてみてください。子ども達は私の目の前で問題を解いていきます。解答だけでなく解いていく過程まで見られるわけです。試験で過程を書かされることがあるにしても,出来上がったものを見せるだけです。やってはよくないと思うのですが,時には逐一間違いを指摘することさえあります。おしゃべりと問題を解いていくことをくらべることにはあまり意味があるとも思えませんが,子ども達にすればいつも監視されているようなものかもしれませんから結構厳しいだろうと私は思っています。 また,塾のあり方・授業の進め方などは塾それぞれの考え方がありますから違ってあたりまえです。多人数で解説が中心であれば「静かなほうが勉強が落ち着いてできて進むから良い」といったように考えてもおかしくはありません。 私のように目の前で問題を解いてもらうことを中心にしていると「静かであればいいのか」と言われれば「そうでもない」となります。自分の考えや思いを言ってもらうと,それが誰かのヒントになったり別のアプローチを見つける手助けになったりすることがままありました。それどころか,私の説明よりも子ども達の思い付きから出たたとえ話のほうが説得力があったりすることさえあります。また,子ども達の間違い方を目の前で見ることは私にとっても勉強になっています。千差万別の子ども達の間違いを目にすることで私は説明の仕方を考えますから,説明する方法が磨かれてきたのだろうと思います。 正直,子ども達の話題が本題からそれ,私までのせられ一緒になって盛り上がったりすることも無きにあらずです。「ああ,失敗」と思いますが後の祭りで「息抜きか」とあきらめするしかないということもあります。しかし,子ども達とのコミュニケーションが取れているというように考えると後々の説明などが楽になります。また,そうした盛り上がりのあるクラスほど,メリハリがあって勉強の時は集中しているように思います。 まれに,静かな授業でスムーズに勉強が進むことがあります。おとなしくそれなりに成績の良い子達がメンバーであるときでしょうか。普段,おしゃべりが始まるのは問題をうまく解けなくなったときです。おしゃべりが始まったということはできないよという合図でもあります。そこからが私の出番で,いかに脱線しないようにおしゃべりをコントロールできるかになります。うまくいかないと「息抜き」になってしまいます。説明をいかにするかが問題となります。子ども達は意識しないでしょうが私にすれば子ども達との勝負のようなものです。 このような気持ちで子ども達と接していますから,時に賑やかな塾となってしまっているのでしょう。 また,塾の雰囲気が「緊張する」か「リラックスできる」かのどちらが良いかと尋ねられれば,私はリラックスできるほうと答えます。緊張していては子ども達の勉強は進むようには思えません。しかし,どちらがいいのか悪いのかではなく,塾の運営者や子ども達・保護者の方の好みによることなのだと思っています。 ★「ゆるい」と言った子どもの感じからは私の塾は変わっているように聞こえましたが,本人としてはいたって普通の塾としてやっているつもりですがどうなのでしょうか。
★イモリ…久し振りに入れたメダカですが,「まだ生きています」と書いた次の日には一匹いなくなりました。しばらくしてもう一匹も見えなくなりました。現在水槽の中は水草とイモリのみです。 ------------------------------------------------------------ |
信天翁通信No.425 2024年4月25日(木) ★春先にはいつも今年度は何をしようかと考え通信にも書いてきていました。昔の通信を読み返してみると,恥ずかしい話ですが,ほとんどが実行できていません。しかし懲りずに今回も書いてみます。 英語は春休み頃から教科書とは関係のない「意味順ドリル」というテキストを利用しています。文法よりは英語の仕組み,語順に着目したドリルです。試験対策として教科書準拠の問題集も使いますが,英語のしくみを知ることでより英語がわかりやすくなるのではと考えています。少しレベルの高い中学生や高校生向けの「意味順英作文」といった本があることは知っていましたが,小・中学生向けのドリルがあることがわかり使うことにしました。 以前からZoomを使えないかと考えていました。今回も思いつきですが答え合わせや英語や古文の読みなどをやってみることにしました。具体的にどう使うかはやりながらという感じです。冬の吹雪の日を思うと今から使っていけば何か活用法を考えつくかもしれないという期待もあります。 Zoomに限らずパソコンを利用できないものかとも考えています。ネット記事を見ていると「GoogleのSpreadsheet(WindowsのExcelのようなアプリ)で英単語の練習ができる」というものがありました。Google翻訳を利用して英語⇒日本語,日本語⇒英語と変換してくれます。試してみると文も変換してくれます。(時に変な日本語になることもあるようで注意が必要です)。なんだか使えそうな気がしているのですが,これといった使い道は思いついていません。GoogleのアプリですからChromeBookで使えると思います。子ども達が英語の勉強に利用できないでしょうか。パソコンといえば表計算ソフトを利用して理科の説明用のシートを作ろうと手をかけていますがなかなか進みません。何とか間に合わせたいのですが,役に立つかどうかはわからいのがちょっと問題ではあります。なんだか趣味の話のような感じです。 国語の問題を子ども達と一緒に解く時間を持とうとも思っています。一回に大問を一問できればと考えています。問題によっては小問一つだけでもいいのではないかと考えています。あまり多くを望んでもうまくいかないと思うのでのんびり構えてやろうと思っています。 ★お休みさせていただきありがとうございます。岡山・倉敷・松江・出雲・鳥取と駆け足で回ってきました。岡山では小雨が降りましたが,後はお天気に恵まれ,また岡山城・松江城は桜が満開でした。移動中も道路や川の堤防道など桜並木がたくさんあって人々の桜に対する並々ならぬ思い入れを感じお花見旅行のようでした。理由はよくわからないのですが昔から行きたかった松江では松江城・小泉八雲記念館,他に岡山城・後楽園,大原美術館,出雲大社・出雲歴史博物館・足立美術館,鳥取砂丘・白兎海岸と見てきました。鳥取は砂の美術館が作品の製作中で閉館だったことが残念でした。 お休みの補講をゴールデンウィークにいたします。連絡帳に日時を入れてありますので確認をお願いいたします。 普段とは異なり不規則になっていますから注意してください。 ★高校入試…受験生は全員が志望校に努力の甲斐あって合格しました。今年の受験生も続いてくれればと願っています。 ★イモリ…久し振りにメダカを2匹と水草を買ってきました。メダカは年々値上がりしています。年間にそれほど買うわけではありませんが,メダカにそれなりの需要があるのだろうと感心しています。水槽のキャパシティからメダカは1匹しか生きれないようです。でも今のところ2匹ともに健在です。そしてイモリはメダカには無関心なようで,餌として狙っているようには見えません。 ------------------------------------------------------------ |