ごあいさつ
通信Back number1991年4月~1992年3月
1992年3月 24日 (火) No.40 いつもの年と違い、忙しい三月です。三年生が卒業して暇なはずなのにバタバタとした日が続きます。いつもだと講習の時間割りなど作っているのですが、今回はいまだに出来あがっていません。一年の終わりであり、スタートでもある三月になると、今年はこうしてみよう、ああしてみようなどと考えます。忙しい時ほど、どういうわけなのか色々と思いつきます。しかも、そのほとんどが、どうでもよいくだらない事なのです。また、どんどん思いつくばかりで実行はなかなかできません。それどころか、思いつく事が多すぎて頭の中がぐしゃぐしゃになってきます。そうなると何もやりたくなくなります。考えることは勝手で、他人からは考えているかいないかわかりません。何もしない理由として言っているだけとも受け取れます。 しかし、今年はこれだけは必ず実行するつもりです。一学期の月曜日を補習の日として利用すること。英・数を中心に考えています。数学は、正・負の数から方程式あたりまでを目安として考えています。英語は何といっても読むことができるというあたりが目安です。今までも単発的にはやってきましたが、より効果的に行ないたいと考え継続的に実行することにしました。 さらに、今までを振り返り、子ども達の成績についてもっとしっかりした情報を集めておく必要があると考えています。受験校を選ぶときだけでなく、普段の指導にも必要性を感じています。昨年、平常点について自分なりに調べた結果、ますます必要だという思いを強くしました。ですから、定期テストのSSと各学期ごとの五段階の成績は子ども達に教えてもらうことにしました。 —————————————————————————————————————————
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1992年2月 24日 (月) No.39 受験シーズンとなりました。新聞に、あちこちの大学や短大の合格者の名前が発表されています。卒業していった塾生の名前を見つけ、昔の事を思い出したりしています。 ただ、今年はいつもの年と違った見方をしています。大学に付属している高校からの合格者がどの位いるのだろうかと注意している所が違います。大学によって差があって付属する高校だからといってメリットのなさそうな大学があるかと思えば、付属からたくさんの合格者を出している大学もありました。こんな事は、東京あたりでは当たり前で高校を選ぶ時の目安にもなっています。しかし、札幌では受験校を選択する時、大学の付属だということを考えることはあまりないようです。 ある時、Mさんに「私立はどこにしたの?」と何の気なしに尋ねたところ、「道工にしようかと思ってる」との返事でした。「えっ、どうして」女の子なのに、と私は意外さに聞き返しました。Mさんの言うには、「大学に行くにはこのほうが良いかと思うんだけど」とのことでした。大学に付属する高校とは知っていましたが、東京あたりの話と思っていた私には驚きでした。 子ども達の方が、時代を捕らえるという点で私を越えているということだと思います。また、大人が思っている以上に自分の将来について具体的に考えていることが、私に驚きでありうれしくもありました。どの高校を受験するか、自分の希望だけでなく様々な条件を考えて決めていきます。自分の望む職業を出発点にして考えている子もいます。生まれて初めての選択です。通り過ぎてきた私は、もっと軽く選択して来たようです。 本当は、多様な選択肢があります。ところが、なまじの経験があると経験に縛られてしまい、選択の幅を狭くしてしまうことがあります。経験のない白紙の状態の子ども達の考え方は、意外な物の見方を教えてくれます。目から鱗が落ちるとはこんな事を言うのでしょうか。
◎クイズ アフリカゾウの数が、十年間で半分になったのはどうしてでしょう? a_.年をとって死んだから。 b.もっと暖かいところへ引っ越したから。 c.象牙をほしがる人間達に殺されたから みんなの身のまわりに象牙で作られたものがありますか。日本では印鑑を作る材料として、大量に輸入されていました。現在は輸入は禁止され、ゾウの数が減るのはおさまったようです。この他、べっ甲細工の原料となる亀も絶滅が心配されています。 —————————————————————————————————————————
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1992年1月 27日 (月) No.38 証拠隠滅、悪事がばれないように証拠をなくしてしまうことです。良い意味で使いません。子ども達に対して使うような言葉でないことは当たり前です。しかし、子ども達のあの素早さを見ていると、どうしても浮かんできます。子ども達の様子からは、よほど悪い事をしたのだろうかと私は思ってしまいそうになります。クィズではありませんが、私が書こうとしていることが、子ども達のどんな行動か予想できますか。 子ども達が消しゴムを使うその速さのことです。「消すな」と言うひまもありません。普段から気にはしていることですが、講習のように問題を解くことが多い時ほど気にかかります。「違っているよ」と私が言ってから消すのはまだしも、「この問題」と言いかけた途端に消してしまう子もいます。速いこと速いこと、止める間もありません。正解でも消してしまいます。その結果私が子どもにしかられます。「あってたんでしょう」 答えが違う」なんて一言も言っていません。こっちこそいい迷惑です。おじさんが声をかける=間違いということになっているのでしょうか?これも問題なのですが、今は消すことが私の気になることなので置いておきます。 さて、私が声をかけた時に子ども達が間違いを消すのと正解を消すのとでは、どちらが子ども達に取ってプラスになると思いますか?私は間違いを消さないで残した方が良いと思っています。正解が出たのなら次は別の問題にとりかかればよく、そこで終わっことになります。ところが、間違いは始まりであり出発点です。同じミスをしないように、どこが失敗だったのか探さなくてはなりません。原因を知り対策をたてる、こうして間違いを無くしていくことで、より高いレベルに達するのだと思います。 ある知り合いの人から教えてもらったことの中に、「失敗や間違いは、実は大切な宝なんですよ」ということがあります。人が成長して行く途中には成功ばかりというこはないでしょう。失敗の中から何を見つけるかによってもっと大きく人は育つのだとうことです。間違いは宝です、大切にしましょう。どこに値打ちがあるのかじっくりながめましょう。 ◎クイズ 次のうち、ごみはどれですか? a.ガチョウ b.バナナの木 c.キャンディのつつみ紙 道路にごみがあるのは、格好の良いものではありません。また、ごみは他に困った問題を起こしています。
◎三学期が始まりました冬期講習が終わり新学期となりました。各学年ともよく頑張ってくれたと思います。中三は、問題演習が中心でしたから個々の進み具合が違っています。今も土曜日を演習の曜日として続けています。自分の力で問題を解いて行きますから、進度がゆっくりでも力が着いてきたと思っています。入試まで残すところ少ない日ですが、子ども達の努力に期待しています。 中一・二は、意外と作文が好評でした。ちょっとした息抜きと言葉の使いかたの練習として書かせたものです。私がずぼらをしなければ、文集としてまとまるはずの物ですが、あまり期待しないでお待ちください。普段と違って、まとめて取り組める時期ということから、英語は文法のまとめがそれなりにできました。数学は、苦手な範囲だったこともあり、もう一工夫する必要があったと反省しています。 反省といえば、今年から特訓の時間を確保し、私達が必要と思う子どもは普段と違った曜日や時間帯に塾に来てもらうようにする予定です。子ども達には、これから話し覚悟しておいてもらおうと思っています。その他にも内申点の対策としてSSの管理も必要かと考えています。そのときには御協力お願いたします。 *************************************** 御存じの方もいらっしゃると思いますが、ひょんなことから私の名前が新聞に載りました、テレビでも名前が出たそうです。そこで、子ども達の発言は次のようでした。「テレビに出たのかっこいい」・「連続殺人?」・「幼女誘拐?」「新聞に出たの、何か懸賞に当たったの?」といったところでした。子ども達の私への評価はどのようなものなのか考えさせられます。何かと忙しい一月でしたがもうすぐ終わります。次に向かって良いアイデアを何とか思いつこうと無い知恵をしぼるこのごろです。 クイズの答え c —————————————————————————————————————————
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1991年12月 19日 (木) No.37 他の人に関心を持つことは、とても大切な事と思います。子ども達は色々と関心があるようです。おじさんやおばさんのこと、おばさんは「おじさんとどこで知りあったの」とか聞かれることがよくあるようです。女の子からが多いのは言うまでもありません。その質疑のあと、子ども達がどんな結論をだすでしょう。だいたいは「おばさんはよほどもてなかったんだね」ということで落ち着きます。これは何を意味するのか?いつもはあまり考えないことにしています。しかし、最近この手の質問が減りました。その理由が何かと考えると、どうもおばさんは、やはりおばさんであるということになるでしょう。近ごろは、どこの高校なのといったことの方が多いようです。大阪の学校ですから聞いてもわからないはずですが、子ども達は関係なく聞いてきます。おじさんとおばさんに興味や関心があるのですから喜ばしいことですね。 おじさん達に限らず、子ども達の人に対する関心は様々で、色々な話題が出てきます。クラスメイトのことや先生のことなどが多いのは当たり前でしょう。楽しかったことやいやだったこと、楽しい話は、聞いている私も気持ちが好いものです。いやなことの話を聞いた時、以前は子ども達と一緒に腹を立てたりしました。しかし、このごろは残念に思うことがよくあります。
他の人から、いやな思いをさせられたとき、相手に自分がいやに思っている事を伝えていないことが、とっても残念に思います。そのため、いやな思いの話は急速に悪口へ,となってしまいます。自分の思ったこと・感じたことそして自分の考えを相手に伝えることを、私達は練習してこなかったのではないでしょうか。人に関心を持ち付き合っていくとき、自分のことを相手にわかりやすく伝えることが必要となります。こんなことは嫌いだ、いやなんだとはっきり言うことによって、相手との関係がよくなると思います。嫌いなことを我慢するのは馬鹿げています、我慢をつづけると相手のことが本当に憎らしくなってしまいます。そんなことになる前に、上手に相手に伝えられるようになりたいものです。子ども達から言われるようにもなりたく思っています。 ◎クィズ◎風船でしてはいけないことは? 1.誕生日のお祝いにする。 2.お祭りの飾りに使う。 3.クジラに食べさせる。 *************************************** 中学校は、どこも個人懇談が行なわれています。中三は志望校の相談ですから、お父さんが行くことも多いようです。私の子どもも受験生で先日懇談に行きましたら、何人かお父さんを見かけました。 私と塾生とも針路の話をします。今年は我が子が居るせいか、例年に比べ私の発言の内容が慎重なようです。もう決めてしまった子はいいのですが、迷っている子もいます。十分に迷って決定すればいいのですし、土壇場になば志願先変更という手が残ってます。子ども自身が結論をだすことなのですが、何とか良いアドバイスをと自分の能力をわきまえずに考えるものですから、ぺらぺらとしゃべりすぎるようです。自分の経験やその他、知っていることを話します。しかし、どうも歯切れがよくありません。理由を考えると、どうも私が先回りをして話を進めているからと思えます。自分はすんだ事なのですから、つい分かったように言ってしまいます。子ども達に先のことを考えろと言うよりは、今の自分の気持ちに正直になるように、そして結論を出すことが良いと思います。やはり、自分を大事にしてほしいですね。 一・二年生の懇談で、いつも感心させられるのは、ほめられることが少なすぎることです。子どもからすれば、懇談イコール説教と言ったところのようです。塾で見ていると良い所がたくさんあるのに不思議な気持ちにさせられます。 **************************************** クィズのヒント ヘリウムガスでふくらませた風船は、空気より軽く、空高く上がり遠くへ飛ばされて行き、中のガスがなくなると落ちてきます。もし、風船が海に落ちると塩分の働きで風船は色が落ち、透明になります。透明になった風船はクラゲのように見えます。クラゲを餌にしている動物達、ウミガメやクジラは、風船を餌と間違えて食べてしまいます。風船は消化できません。つまり、糞にならないで胃の中にたまります。このため、ウミガメやクジラは餌を食べられなくなって死んでしまいます。ですから、風船を飛ばしたり投げたりしないでください。
◎クイズの答え 3 ————————————————————————————————————————— |
1991年11月 25日 (月) No.36 先月の末に授業参観があり、今回はT中学とK中学とに行きました。塾生のいる教室を見てまわるため、わずかの時間しか居られません。おばさんと一緒の私をみつけ、にっこりと笑う子、ピースサインを送る子、本当に来たのかと驚いた子、前を見たままで私達にまったく気がつかない子など色々な子ども達でした。塾にいる時と、あまり変わらない子とかなり変わる子がいます。変わる子は、どちらかというと塾にいるときのほうがにぎやかなようです。その子は、授業参観で緊張していたのでしょう。 今までは、数学や英語を見ることが多かったのですが、数学や英語の授業は、問題の練習が多く、私にはおもしろみに欠けます。その点、理科など実験をしていたりするとのぞいて楽しいものでした。実験をしている時など、子ども達には動きがあり見ていてあきがきません。美術の授業も作品を作る授業だと同じようにおもしろいものでした。やはり、器具を操作したり、物を作ったりすることは、子ども達にとってとても楽しいことだと思いました。それと、実験や製作をしている子ども達からは、自然な声が出ていました。説明の授業や問題の練習では、子ども達は教師の質問に答えているだけです。実験などでは、子ども達が教師に質問したり、また子ども達どうしが相談し協力している様子が声となっていて素敵でした。 実験はできることならやりたいと、以前から考えています。しかし、設備や器具など考えるだけで無理だと思ってしまいます。もっと大変なのは、設備などよりも準備にかかる時間と手間、それよりも、時間が無いというのが、実験をやらない言い訳の一番のものです。授業参観を見ていると、実験ができればきっと楽しいだろう、また作業があればいいだろうと感じました。よそでは案外、やっているのかもしれません。大変な力が必要です。グータラな私には無理のようです。どなたか、簡単なよい方法があれば教えてください。
◎クィズ◎次のうち、地球上で一番数が多いのは? a.人 b.アリ c.犬 ・気持ちの悪いミミズですが、ミミズは土を食べ植物にとって良い土に変える、大切な生き物です。サッカー場くらいの広さの土地に、ミミズは二百万匹くらいいます。 ・ミツバチがいないと、ハチ蜜はありません。スプーン一杯のハチ蜜を作るのにミツバチは六万回の旅が必要だそうです。また、ミツバチがいないと植物の種ができません。 ・クモも嫌われ者の一つです。しかし、クモはカやハエのような虫を食べます。クモが一年間に食べる虫の量は地球上の人間の体重の合計より多いそうです。 *************************************** 毎回・毎回、何を書いた物かと頭が痛みます。道新の卓上四季や朝日の天声人語など毎日書いているのですから、それを思えばめちゃくちゃ楽なはずなのに。向こうはプロ,私はアマチュアなどと思いながらも、文を普く練習はしておくべきだったと、この年にして思い知らされています。 クイズの答え a アリの数は人間よりも、犬よりも、その両方を合わせたよりも多い。 ————————————————————————————————————————— |
1991年10月 28日 (月) No.35 中学になると高校受験があって勉強が大変だと、よく言われます。しかし、十八日別授業で、中国の生徒達の話を聞いて驚きました。小学校の一年生から宿題が出されしかも、二時間位かかる量だそうです。講師のGuanさんの子どもさんは小学校の一年生だそうです。Guanさんから見ると、日本では一年生があまり勉強をしないようなので変に感じるそうです。中国は人口が多く、小学校の生徒でもおよそ二億人いるそうです。小学校の六年間が義務教育だそうですが、日本と違い小学校から落第があるのですから、小学生といっても大変な訳です。そして、上の学校に進むには、学校の数が少ないため大変な競争のようで、日本の中学生などのんびりしたものだと思えるほどです。しかも、生徒の進学率は、先生の給料やボーナスにつながっていて先生も競争だということでした。 日本と中国では社会事情が異なり、単純な比較は無理だとは思いますが、中国は日本の侵略などがあって、遅れてしまった経済面などの近代化を急ぎ、人材の育成に力をいれているのでしょう。そんなことが、子ども達の学校生活にも影響しているのだろうと感じました。日本の子ども達は、コマーシャリズムの影響か、色々な欲望を満たすのに急がしいのではないでしょうか?買っても買っても新製品が出され、いつも欲求不満で何かおわれているように思います。いずれにせよ、大人の思惑が子ども達の世界に反映されていることになります。一人の大人として、子ども達にどのように接することが必要なのでしょうか?考えてみてもいいのではないでしょうか。 ◎クイズ…五分間のシャワーで牛乳パック何個分の水を使うでしょうか? a.十パック b.三十パック c.百パック
水道の蛇口をひねると、いつでも必要な水が手に入ります。当たり前のようですが、水は貴重な資源なのです。日本は雨の多い国で、国土の大部分が砂漠のサウジアラビアなど比べ物にならないほど雨が降ります。しかし、国民一人当たりの雨の堪で比べると日本の方が少ないそうです。無駄にはできないのです。シャワーを使うと一分間ごとに二十リットルの水を使います。牛乳パック一個は一リットルだから、計算できますね。毎日五分シャワーを使うと四万リットル近くになるそうで、プールに半分位の量になります。 ————————————————————————————————————————— |
1991年9月 26日 (木) No.34 今回は、申し訳ありませんが少々汚ない話を書かせていただきます。子ども達に「糞尿製造機」て知っているかいと尋ねます。糞や尿の話ですからお世辞にもきれいなものではありません。子ども達は「へんなことを聞くな」といった顔をします。「きたない」とはっきり言う子どももいます。皆さんは糞尿製造機を何のことと考えますか?自分達のことと関係があるんだとは、子ども達は思わないようです。 人間を含む生物は、食物を取り入れ不要なものをウンコなどの形で排せつします。つまり、私を入れた全員のことを言っているのです。「人間とは、別の名はウンコ製造機なんだ」などと、新しいことを発見したかのように私がいいます。声を出して笑う子、くすくす笑う子と様々です。でも、それなりに納得をして聞いていると私は感じました。ごく当たり前の事なのですが、声を大にして言うほどのことでもない、それどころか何となく言うのがはばかられることがらのようです。さて、皆さんは私がどんな時に、この話をすると思いますか。予想を立てたら子ども達に聞いてみてください。 ウンコをするのは、生き物ですから当たり前のことです。しなくなったら命が終わったことになります。しかし、私を含めこの当たり前のことに対して知らん顔をしていようです。子ども達の話に「きたない」という言葉が多いような気がします。きたない物はきたないのですが、必要以上に言い過ぎるように思えてしたかありません。年令的に潔癖なのが中学生ぐらいだということですから、無理も無いのですが、自分の体が製造機であり、その働きは欠かせない物であることを忘れないでほしいと思います。 生き物の当たり前の働きです、実は働きという見方は、数学(算数)でとても大切な一考えかたの一つなのです。嘘みたいなことですがその説明に製造機を使っています。 ◎特別授業の御案内 子ども達と勉強をしていて困る科目の一つに地理があります。教科書など言葉で知っていても実感がありません。そのため、子ども達はなかなか興味が持てなく関心も少ないようです。どうすれば少しでも関心を持てるだろうかと考えていたところ、ある講演会でいいことを聞き、やってみようという気になりました。どういうことかと言いますと、その国に生まれ育った人にその国の話をしてもらうということです。今回は中国の出身の人にお願いしました。 中学生以上は必修で全員参加とし、小学生は自由参加とします。また、塾生の親・兄弟など関係者で参加希望の方もふるって御参加ください。お待ちしています。 *日時・・・・十月十八日(金)五時三十分から七時三十分ころまで *場所・・・・横新道会館(私の家の並びの会館です) *講師・・・・管国平さん 中国内蒙古のてんさい研究所の副所長をしておられた方で、現在は研究のため北大の大学院に在籍されています。日本に来られて四年目で日本語もお上手です。御家族の方も昨年来日され、お子さんは小学校の一年生だそうです。中国の生活や学校のことなど、また日本との違いなど色々とお話ししていただこうと考えています。 ◎クイズ…うちの中で、飲める水を一番使っているのは? a台所の流し、b庭の水まき、cトイレ 今回の話の始まりからいくと、最後の締めくくりは、やはりトイレということになります。これで、話が首尾一貫することになります。 トイレで流す水は、飲み水と同じ水道水を使っていることが多いようです。トイレで一回に流す水の量は二十リットルから二七リットルです。しかし、本当はそんなに水は必要がないそうです。 トイレの水を節約する方法・・・プラスチック製のボトル、ジュースや洗剤が入っていた容器を使います。まず、ボトルのラベルをはがします。次に、ボトルに小石を入れ重くしてから水を入れます。その重くしたボトルをトイレのタンクに沈めます。沈める時に、水を流す装置や棒に触れないように注意してください。 ボトルを入れることによって、タンクが狭くなり水を節約できるという仕組みになっています。私が実際やってみましたが、タンクの中はごちゃごちゃして狭く、ペットボトルは入りませんでした。シャンプーの容器がうまく入りました。使用には特に支障はありません、こんなことでも少しは節約になっていることとは思っています。*出典はいつものように、「子供達が地球を救う五十の方法」でした。先日、新聞に出ていたことですか、「日本の子供が地球を救う五十の方法」という本が出ているそうです。本屋さんで見かけた目をとおしてみてはいかがでしょうか。 ************************************
中三はテストが続き、辛い時期と言えます。終わったと思って息が抜けません。抜くことばかりでは困りますが、上手に抜くことは必要です。自分なりにバランスを考えて勉強を進めて欲しいと思っています。それと、良い点をもっともっと伸ばすことが大切な考えかただと思います ————————————————————————————————————————— |
1991年8月 26日 (月) No.33 英語の時が一番多いのかも知れません。「こんなの、まだ習ってないよ」と子供達が言います。私は負けずに「習ってないからやるんだよ、今さら九九の練習をするかい」(今は四年生以上の子しかいません」と言い返します。知らない事や、わからない事があるから勉強をします。つまり、習っていない事があるから、勉強という面倒な事をしなければいけません。子供達にすれば「習っていない事は出来なくても許される」という気持ちがあるのでしょう。大人も「習ってないから仕方がない」と思ってしまいます。何となく、それは自然な感じがします。しかし、本当にそうでしょうか?習っていないで済めば、人間は一生の間何も学ばなくても良いことになってしまいます。赤ん坊は母親の話している口元を見て声の出し方を学ぶそうです。他人に言われなくても自分で学んでいく力を、人は生まれながらに持っているということになります。なのに、どうして子供達は「まだ、習っていない」などと受け身なことを言うようになってしまったのでしょうか?私には意欲や好奇心といったものは何処かへ行ってしまったように思われます。しかし、勉強ということから離れると旺盛な興味を示します。つまり、勉強だけが興味の対象からはずされているということになります。何が原因なのか、あまり真剣に考えたこともない私ですが、子供達と一緒にやっていて上手な質問を出来たときはスムースに進み、皆が乗ってきます。自分で、今日はうまく説明が出来たと思った時は案外しらけた雰囲気になってしまい、がっかりしたりします。ということは、子供達が分で判断したり意見を言う場面があればいいことになります。気をきかせて、何もかもわかっている、用意は出来ている、さあ後は聞いていればいいんだよといったやりかに問題があるようです。説明をする前に子供達が自分で何かをするといった効面を作ることが必要なのだと思います。失敗したら「どうしてなのか?」うまくいったら「どこが良かったのか」知りたいことも増えるのではないでしょうか? ◎夏休みの講習終わる…長く感じる夏休みですが、講習に追われおじさんとおばさんにとっては短く感じられます。さすがに三年生は出席率がよく、皆が頑張りました。比較的お天気に恵まれ涼しい日が多かったため助かりました。三年生はこれからも土曜日に解習が続きます。大変ですがテストに向けてベストをつくしてください。一・二年生は平常の授業に戻ります「夏休みに行なったテストは、全体的に良かったと考えています。テストの結果は自分の現在の状態を知るためのものです。状態を知るというのは、欠点を知るということとは違います。欠点だけでなく、長所も知って欲しいものです。良い所をどんどん伸ばす方向で考えてください。素晴しい所があれば少々の短所もカバーできます。それどころか総てがよい方向に向くと思います。二学期からも今までのように楽しく子供達と勉強していきたいと思っています。 *************************************** サマーキャンプは怪我もなく無事に終わりました。お天気がもうひとつだったため釣りはほとんどやらなかったようなものでしたが、皆それぞれに楽しんだようです。そばとうどん作りはうまくいかなくて四苦八苦しました。うどん作りは粉を練るのに超分と力がいり、私は二・三日の間臓が痛かったほどでした。食べ物を作るのはそれなりに大変なこととわかりました。それと、普段の運動不足も。
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1991年7月 24日 (月) No.32 ゴールデンウィークの後、電話を変えました。ずっと黒のダイヤル式の電話を使って いました。NTTからの売り込みの電話があっても、「特に困らないから」と言って断 わり続けた私でしたが、プッシュホンどころか、何とコードレスの電話にしたのです。あまりの変わりように子供達もびっくりのようです。筆をシャープペンに持ち変えたよ うな変化だと、子供達には思えたのではないでしょうか。実を言いますと、私もおばさんも、あまりにも使いかたが違うため、時々電話を切ってしまうのです。ひょっとしたら何人かの人が被害にあっているのではないでしょうか?もし、そんなことがありまし たらお許しださい。今も使いかたが十分に飲み込めていないのです「三年もすれば覚えるだろう」という、おばさんの話ですからしばらく御容赦ください。 年を取ってくると新しい機械の操作など面倒でたまりません。ビデオの扱いなら私より私の子供の方が格段に上手です。ところが、意外なことに私が買った電話を子供達が触りたがるのです。始めは最新式を買ったためかと思いましたがどうも違ったようでした。子供達に取って電話は、テレビやビデオとはいささか異なった製品のようです。何が違うかというと、子供達にとって家の中で自由に使えない物の一つだからではないかと思います。電話は当然しかられます。近くに親がいれば思うように話せません。子ども達と電話で話していると、親がそばにいるかどうかの見当がつく場合が多いことから も、そうしたことが予想されます。「コードレスだと自分の部屋で話せるよね?」などと言う子もいます。自分の世界ということを子供達が考えるとき、電話は私やおばさんの育った世代とは違った役割を持っているのだろうと思うのです。私など小学校の何年生かまで、電話をかけたことすらなかったのですから当然かもしれません。子供達のそうした思いが電話に興味を持たせるのかなあなど、隔世の感だと思い自分の年令を考え てしまうこのごろです。 ◎クィズ …蛇口をこまめに止めないと、一年間に最大で七万六千リットルの水が無駄になります。 これはどの位の量でしょう。
蛇口から出てくる水の速さがどのくらいかと言うと、歯をみがく間、出しっぱなしにすると、牛乳パック二十本分の水がたまります。 お皿を洗っているあいだだと、牛乳パック百二十本分になり、車一台が洗えるそうで す。随分たくさんな量です。 クイズの答え…プールの水一杯分 内申点は意外に知られていません。こんなに高校入試が騒がれるのに、内申点に音楽 ・美術・保体・技家の四教科が含まれることを知らない子供がいます。内申点は、九教科全部の五段階評価で決まります。注意してください。
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1991年6月 24日 (月) No.31 「子供のころあんなだったの?」とおばさん。「しっこいとは言われたけど、根気が よいと言われたことはないよ」おじさん、つまり私が答えます。これは、我が子の性質 についての夫婦の会話です。私は子供のころ「しつこい」とよく言われました。これは 勉強や物を作ったり、大人から見て好いことには熱中しなかった私ですが、物をねだっ たり、親の言うことに逆らうときは、なかなか粘り強かったということです。粘り強い という点では、「しつこい」と「根気が良い」は共通しているのではないでしょうか。 二つの言葉の違いは、単に親から見た都合によるだけでしょう。子供も自分の都合にあわせ、必要だから「しつこく」なっただけのことでした。 先日ある人の講演を聞きに行きました。講演の内容に「愛を子供にどのように伝える のか」というのがありました。親はどのように子供と対話をすれば愛を上手に伝えるこ とができるかということでした。例えば、子供が「Aさんとは、もう遊ばない」、また「B先生は大嫌いだ」とか「バイクの免許を取る」のようなことを子供が言ったとします。さて、皆さんはどんな風に答えるのでしょうか?何通りかの答えかたがあると考えられます。どんな答を言うか人によって様々であり、愛情のこもったものでしょう。 しかし、だれもが「愛を子供に伝える」ことができるとは限りません。最初に書いたよ うに親の考えかたと子供の考えかたが一致しないことはよくあることと思います。講演の中でも答えを選ぶように言われましたが、自分で思ったより難しいことでした。 「愛を子供に伝える」ポイントは、およそ次のようになるかと私は考えました。まず 押し付けや命令、馬鹿にしたり説教はしない、あーしろ・こーしろと指示はしない。ま るで「べからず集」のようで、私には耳の痛いことでした。基本的な親の姿勢は、子供が自己主張できる状態を作る、好き嫌いは認めてやる、結論を急がず待ってやるだそう です。忍耐が必要ですね。最後に子供への答えかたですが、結論や答えは必要なく子供に共感する言葉とのことでした。難しそうですね、しかし、いい言葉が見つからない時 「そーなの」と受け止めれるそうです。 これなら私にもできそうで、ホッとしました。 夏のキャンプについて 夏休みのキャンプは朱鞠内で行なうこととなりました。二十二日、下見に行ってきま した。五年前に行った時と違い、立派な宿泊施設に驚きました。生まれて初めてそばを 作ってきました、そば粉と格闘することしばらく、結構な力仕事でした。出来上がった そばを切ったのですが、うどのようなものからそうめんのようなものまでなかなかのもので、食べるときあまりの太さに圧倒されたりしました。しかし、自分で作って食べるのは格別の味がして好いものでした。そばのほか笹の葉書も作りました。すみれの花を入れたりして、我ながらうまくできたと自画自賛しています。 クイズ 水道の蛇口からポタポタおちている水で、コーヒーカップをいっぱいにするのに十分かかるとしたら、一年間ではどの位の水がたまるでしょうか?
◎廃品回収の御願い…私の友人が小規模授産所を主宰し、ハンディキャップのある人達と一緒になって自立した生活をしようと頑張っています。そのための仕事として廃品回収を行ない新聞・古雑誌・ビールびん・アルミ缶などを回収しています。差し支えがなければご協力ください。子供達に持たせていただいてもかまいませんし、御電話をいただければ取りににうかがいます。廃品回収は毎月第四金曜日となっています。よろしく御願いいたしま ************************************ 以前、通信に書いたことがあるのですが、子供達をはじめ皆さんは五段階の評価がのように決められていくのか御存じでしょうか?私にも中学の子供がいますので色々と学校に聞き教えてもらっています。皆さんがよくおわかりならいいのですが、私の知った範囲で説明会を開こうかなどと思ったりしています。もし、御要望があればお知らください。 ————————————————————————————————————————— |
1991年5月27日No.30 塾の憲章について前回お知らせしましたが、特に御意見や要望は寄せられていませんその結果、そのままの内容で案を取ってしまうこととしました。しかし、変えれない物ではありませんから・もっといい内容や言葉があれは御教えください・憲章はそのうちどこかに掲示します。私の行動が伴なうかが少し(本当はかなり)心配です。 憲章というのは。歴史や中三で勉強する公民の中に出てきます。教科書に出てくるのは、格調は高く立派なものです。ということは、少し近寄りがたい感じを与えます。自分で書く、実感が持てたかも知れないと思っています。学校の勉強は難しくて取っ付きにくく感じている子供が多いようです。少しでも身近なことと思ってくれると、わかりやすくなっていいのになあといつも考えています。やはり子供違のセンスをもっと生かし勉強は特別なことじゃなく普通のことと思うようになってほしいと思っています。 子供達のセンス、表現は私の下手な説明よりうまく言い表わしていて説得力があります。たとえば、小学生の分数の足し算、整数十真分数(5十1一3)をやっているとき「なーんだ・合体させればいいんだ。簡単なんでしょう。」とある子供が言いました。一瞬,「フーンうまいこと、言うものだ」と感心しました。「合体」という言葉はテレビなどの番組にあるロボットの合体からのイメージなのでしょう。子供にとって自分の知っているこ.ととイメージが結び付くと、しっかりと覚えることが’できるようです。 また。英語の筆記体の練習をしているとき、「秘密兵器があるから大丈夫なのだ」と子供が言います。何を言っているのかと思えは、筆記体を書いてあるアルフアベットの表のことです。ようするに,お手本を自分は持っているから心配はいらないということでした。 さて、簡単な連想ゲームをやりましょう。次の漢字の読み方を当ててください。ある子がその漢字の読み方を間違えて、初めに「ぼうえんきょう」、読み直して「そうがんきょう」、最後は「むしめがね」と読みました。三つの読みかたは間違いですが、段々と正解に近付いて来ました・『ぼうえんきょう」・「そうがんきょう」・「むしめがね」さあ、正しい読みかたはなんでしょう。子供の発想は一定の法則性が成り立っています。ヒントは,「遠くから近くへ、大から小へ」です。おわかりになりましたか?正解は最後の行に書いてあります。 (顕微鏡が正解です)
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1991年4月22日No.29 昨年の夏休みの頃から作ってみようと考えていた物があります。塾の憲章です。小学生用の英語のテキストに「テキストのための憲章」が書いてあったことがきっかけになりました。テキストの憲章は、私ならこんなことを書かないのにと思うくらいつまらない物です。もし、私が作ったらもっと格調の商い素晴しいものを作るのに、ずうずうしくも考えました。私が目指す塾とはどんなものか、こんな風に考えるとなかなか格好がいいじゃないか、一人で喜んでいました。ところが、いざ実際に作るとなるとそんな簡単にいくわけがありません、調子のよさだけでは作れません。しかし、調子よく「うん子供達に望ましい塾について書いてもらえばいいのではないか」と気がつきました。協力してもらえば子供達の考えも反映してもっといいじゃないか。力不足を子供違に肋けてもらうことにしました。 実際に協力してもらったのは中学生以上の子供達が中心で、一部卒業生にも手伝ってもらいました。色々な考えを書いてもらうため、なんでもいいから好きなように書いていいことにしてありました。素晴しい発想に驚かされたり、思わず笑ってしまうような楽しいものまでたくさん書いてもらいました。全部まとめて印刷すればそれはそれで立派な物になると思っています。しかし,重複している部分がかなあったり塾とは関係のないような事柄が入っていたりしました。それで、憲章制定委員会を設置し、重複や関係の無いものは除き適切と思うものを憲章(案)として選びました。格好をつけるため表現を変えたり、いくつかの文を切ったりつなげたりもしました。委員会のメンバーはおじさんとおばさんの二人です。このため私の独断と偏見が案に思い切り入ってしまいました。そのだめ、原文の素晴しさをぶち壊してしまったところもあります。協力してもらった子供達に感謝するとともにお詫びいたします。 まとめたものは憲章(案)として裏面に書きました。お読みになり御意見、御感想がありましたら私までお寄せください。憲章の決定の参考にいたします。
●新メンバーの紹介 ☆ 元気一杯でいろんなことに興味を持つ御嬢さんです。 おじさんやおばさんより、ひょっとしたら中三の受験生よりも張り切って勉強してくれています。 四月から新中三の英語・社会と国語の担当をお願いしています。 ☆ 古くからのメンバー⇒おじさんとおばさん 古いメンバー二人の呼びかたは、おじさんとおばさんとなっています。子供達に私から「先生」と呼ばないようにとたのんであります。家庭でも「おじさん・おば さん」と言ってくれると期待しています。
信天翁憲章 (案) 一、私違は有意義な時間を過ごすため塾に来る権利を有す 二、私達は学習権を有す *より良い環境で学習する権利 *発言・質問・説明を受ける・真理を知る・聞く・話す権利 三、私達は自分の事はすべて自分自身が決断・選択する権利を有す 四、私達は自己の責任において発想・主張・行動・服装・頭髪・所持品の自由を有す *休塾・ボイコット・忘れ物の貸し借り・あくびをする・・自転車で来る・漫画字・くせ字を書くなどの自由 五、私違は長所や良い点をお互いに認め合う権利を有す 六、私違は気持ち良く楽しく過ごす権利を有す *なぐられない・おこられない・迷惑をかけられない・馬鹿にされない・✖をつけられない 七、私違は憲章に保証された権利を守るため,おじさん達に要求する権利を有す ハ、私達の義務 *月謝など諸費用を納める義務 *憲章に保証された他の塾生の権利を尊重し守る義務 *おじさんやおばさん達と塾生はジェントルマン・レディーであること 九、憲章の改正 *塾生、保護者などからの要求、及びおじさんが適切と‐‐‐認めることがあれば、追加・削除・改正を行なう 以上の九項目が憲章(案)です。小項目は子供違の書いたことを、ほとんどそのまま使っています。堅苦しい表現は子供達が書いたものを私が書き直しましたが,難しい表現を使った子もいてそのまま使わせてもらったものも有ります。 この憲章についてどんなことでもかまいません、内容的なこと表現のおかしなことなど気のついたことがありましたら私までお知らせください。よろしくお願いします。 *編集後記 新学期が始まり二週間が遇ぎました。中二・三はメンバーの変動はあまりなかったため、以前と同じように落ち着いて勉強に取り組んでいます。ただ、国語のワークの時間が三十分増えたため私も子供達もリズムをつけるのに少しの日数が必要なようです。 中一はみんなが張り切っています。スタートとしてはいい状態だと思っています。小学生は少し緊張気味の子がいます、もうすこしリラックスした雰囲気になるように何かやりたいなあと考えています。 子供達の様子はこんなところなです。憲章の文を書いていると、子供達はなかなかいい状態にいると思いますが私達はどうなんだろうかと考えさせられます。せめて、目指すものを高く掲げ、それに一歩でも近づきたい思っています。 最後になりましたが、塾生募集に際しご協力いただきありがとうございました。おかげさまを持ちまして、中一と小学生を除き定員となりました。紙面を借りましてお礼申しあげます。 ————————————————————————————————————————— |